TECLOSION 2011 Spring (15 Apr) vol.1

TECLOSION 2011 Spring

2011年4月15日@UDXギャラリー(秋葉原)TECLOSION 2011 Springにオーディエンスとして参加してきました。
メモってきたので、内容ざっくりですが、参加できなかった方の参考になれば嬉しいです。

キーノートセッション
「シリアルアントレプレナーが語るシリコンバレーと起業」

EvernoteのCEOであるPhil Libin(@plibin)氏のプレゼン。

日本は昨年2番目の売上、最も早い成長の市場だった。日本はEvernoteの第2のHomeである。
3月11日の震災にも触れ、「日本の復旧の手伝う、これからの成長の手助けにしたい。」と日本にエールを送ってくれた。

「新しいビジネスをスタートする最もいい時期だ」
Philは3回の起業をしているが、その中でそう思うと。
“The best product doesn’t always win.(いい製品をつくったから勝てるわけではない)”
と以前は言われてきたが、今はそれは変わった。
その理由を続けるPhil

The Difference Today(今日の違い)

10年前はどう売るか、ソフトウェアをどう販売するかを考える必要があったが
今はApp StoreやCloud Serviceもある、オープンソースインフラもある。
しかも、ソーシャルメディアもある。以前はProductを広めるには広告を買うか展示会に出展するしかなかった。今は人々が広めてくれる。
Freemium Economics(基本的なサービスを無料で提供し、さらに高度な機能や特別な機能について料金を課金する仕組みのビジネスモデル)の時代だ。
これだけ大きな変化はこれまでなかった。
つまりは、
Geek meritocracy!(ネットオタクの実力主義)

になったと。
Scarcity(不足)
ビジネスはこれまで何かの不足の需要から生まれてきた
Love
多くのビジネスにおいてどれだけ愛されるかに変化した
Scarcity+loveが必要
今は、まだScarcity>loveのステージだが、これからは愛されるProductであることがもっと重要になってくる。
会場の起業家、予備軍の皆さんは是非愛されるProductを目指せ!

Three types of business(3つのビジネスタイプ)

(サービスが)最もいい収入で支えられるかを考えるとして
Perceived value(ユーザーがProductから受け取る価値) × Time(時間)の二つの軸で考える

  1. 「時間の経過で価値が下がるもの」ネットのゲームなどがこれにあたる。一番高いときに課金がよい=すぐに購入してもらうのがよい。
  2. 「時間の経過で価値がかわらないもの」、新聞や雑誌 ビジネスモデルは加入か広告モデル
  3. 難しいが世界を変える可能性のある 「使えば使う程価値があがるもの」この5年で成功したのは3のモデル
    Evernoteもこれにあたる

Evernoteが提供しているのは、皆さんの記憶。 毎日使えば使う程便利になる。
Evernoteは、現在世界で850万以上のユーザ、1日平均2.8万人が登録している。

リソースを割いていい製品を開発すること

International

US 38%、Japan28%だが、人口など考えると日本のほうが1.8倍気にいってくれていることになる。

Cohort Analysis

「詳しくはTechcrunchに記事がでているからそれを参照してくれ」ってこれかな?
最初の月はユーザは31,334人だったが、次の月は半分になった。これはよくあるパターン
最初の2ヶ月使ったヒトは100%リテンション率だったといえる

Cohort Return Users

Cohort Revenue

ユーザの新規会員数は変わらずとも、プレミアム会員数が増加している。
これがFreemium。熟成したワインのようなもの。

How do you get there?(どうすれば?)

  • Deep personalization
  • Connectedness (使えば使うほど友人とつながる)
  • Prestige(ステータスがあがるなどプレステージがあがる)
  • Mastery(Photoshopのように使えば使う程スキルがあがる)

General Advice

として、
「So you want to be an entrepreneur?(起業家になりたいですか?)」と質問されたら「Don’t(なりたくない)」と答えろと。会場笑いに包まれる。

Wrong reason(起業するにあたって間違っている理由)

  1. Money
    「金がほしかったら、どこかの投資会社にでも入れ」と。
  2. Power
    「これは勘違いしている人が多いようだが、社長になったら従業員がみんなやってくれると思っているのかも知れないが、実際は社長なんて全員の一番下だ。」と社長が一番下になったツリー構造のスライドを見せられ会場爆笑。
  3. you’re tired(退屈だから)
  4. flex time(時間がほしいから)
    「もっと、家族との時間が取れると思ったら大間違いだ。起業したら毎日ずっと仕事だ。」スライドにも「Don’t make me laugh.(笑わせるな)」と。

The right reason(起業するにあたっての正しい理由)

「Change the world(世界を変える)」

世界を変える方法は、その他に、チャリティーやART、科学、政治もそれが出来るが(世界に与える影響が)小さな事しかできない。
Entrepreneurship(起業家精神)が唯一の世界を大きく変えることができる。

Ready to start a company?(起業した人へのアドバイス)

  1. Learn the basic skills(基本スキルを学べ)
    社員を雇うとか普通のこと、ほとんどの会社がこういった理由で失敗する
    Founders Institute, etcで勉強しろ
  2. Embrace failure(失敗を受け入れろ)
    おおきな不確実性が常にあるが、それに慣れなければいけない
    オリンピックの選手みたいなイメージ
  3. Be rigorously optimistic(厳しくも楽観的に)
    ⇒1番重要、だがとても難しい

Not ready yet?(まだ起業していない人へのアドバイス)

  1. If you’re looking for a job, join a startup.
    自分で設立しなくても、資金のあるstartupの会社に行けばいい
  2. If you’re in a big company, do business with a startup.
    大企業に勤めているなら、startupと一緒にビジネスをやればいい
  3. If you’re friends,~~.
    友達が起業家なら、励ましてあげてくれ!

シリコンバレーで成功している起業家の生の話は説得力があり、起業するという事・起業家である事の誇りを感じたプレゼンでした。

Techcrunch Japanの記事はこちら
http://jp.techcrunch.com/archives/the-5-reasons-that-now-you-should-startup/

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Mayu Iwashita について

I have run the site "Kiritz.jp" to introduce Art of Japan. Born and raised in Tokyo, Japan. I love japanese traditional culture. I passionately love Japanese art (Especially, Ukiyo-e and Japanese printings) and architecture of Japan (temple, castle and old folk house)!

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  1. ピンバック: 2011年、Startupイベントが日本でも活発に « Startup-log

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